滝沢秀明の『慕われる力』 ジャニーズのメンバーが「彼」を頼る理由

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★ジャニーズのメンバーが「彼」を頼る理由

ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の後継者に決まり、芸能界を引退することになった滝沢秀明くん。
なぜ彼が後任に選ばれたのか、それは彼が持つ唯一無二のリーダーシップにありました。
13歳でジャニーズ事務所に入ると、数いるJr.の中ですぐに頭角を現しはじめ、
ジュニア時代には大勢の若手をまとめるリーダーに選ばれるなど、若い頃からその人間性と統率力は高く評価されていた滝沢くん。
当初より事務所の上層部から厚い信頼を得ていた彼は、年を追うごとに円熟味を増します。
2018年の秋に社長の後継者に選ばれたことが発表された時は、その決定に異議を唱える者は誰もいなかったといいます。
彼はなぜリーダーとして認められたのでしょう。
そこには彼が大切にしている、リーダーとしての心構えがありました。
本書では、そのノウハウを紹介すると同時に、ジャニーズの各グループのリーダー論も合わせて掲載することで、
ジャニーズというエンターテインメント集団のマネジメント術を学んでいただければと思っています。

1章 リーダーと認められるまで
いつでも相談できる相手を事務所の外に作る
もしも悩んだら、最後は必ず自分で決める
全ての責任は自分にあると明言する
組織の中で大事なのは人を適切に評価すること
自分がトップにならなくてもいいと思う
etc.

2章 リーダーと認められてから
他人に興味を持って観察する
行動の背景にある感情を必ず添える
やりたいこと、やるべきこととの、どちらも楽しむ
話すより、聞く。人は自分の話を聞いてほしい
嫌う元気があるなら、好きになった方が何倍も楽しい
stc.

3章 嵐・大野智のリーダー論
無関心を装うことで自主性を引き出す
目の前のことを愚直にこなす
直感を大事にする
真面目な顔を続ける必要なはい。ヘラヘラしたっていい
どんなに年下の相手にも年長であることを意識させない
etc.

4章 NEWS・小山慶一郎のリーダー論
自分の人生は自分で楽しくできると伝える
ファンの方だけを見て、面と向かって愛を伝える
具体的なビジョンを見せて、それを皆で共有する
常に危機感を持つこと
向上心を持ち続けて努力する
etc.

5章 TOKIO・城島茂のリーダー論
どんなことでも興味を持って挑戦すること
結果をださなければ全てが無になると思うこと
自分の出来に満足しない
率先して笑いに変える
普段温厚だからこそ、どんなことがあっても怒らない
etc.

6章 元SMAP・中居正広のリーダー論
自分が嫌だったことを後輩に継承しない
誰に対しても惜しみなく与える
大きな失敗をしないために小さな失敗をする
失敗から多くを学び道化に徹して周囲のミスをカバーする
欲しがっても与えすぎない
etc.

7章 V6・坂本昌行のリーダー論
自分を大きく見せようとしない
若手の前では、わかりやすく悪役になりきる
みんながダメだと思った時こそチャンスだと思う
結果を出さないと次のチャンスはないと伝える
生まれつきのリーダーはいないのだと信じる
etc.

8章 SexyZone・中島健人のリーダー論
俺はお前の仲間だと口に出す
負けたら明日はないという気持ちを常に持ち続ける
何かあっても山のように動かずじっとしてる
常に起こりうる最悪の事態を想定する
失敗したら悲劇のヒーローになりきる
etc.