このレビューはネタバレを含みます。
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何度読んでも定期的に再読したくなります。どう見ても正反対な二人が高校で出会い、少しずつゆっくり関係を育てていきます。協力してくれる仲間、好意を寄せる者、さまざまな試練がくるけれど、笑いながら、泣きながら二人で乗り越えていく。相手を思うゆえに離れることもあるけど、大事に思う心は本物だから大丈夫。信じられる。すべての人に理解されるのは難しい。受け入れられないことも。否定されるのはツライ。それが身内ならなおさら。でも、二人は貫きますよ。HOMEに至るまでのシリーズのはじめの一冊。ふたりのストーリーはここから始まった。