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元俳優・現映画監督の夏油と某俳優の弟の虎杖の話。本編+後日談のケース入り2冊組。※ジャケットのあらすじ一部ミスしております。(×三年→○半年) オークション・フリマへの出品、中古書店を介した売買禁止。
商品紹介
(2023年12月・1月新刊小説キャンペーン / サークル様PR)
誰に向けるでもないただの独り言が、ふと、目に止まった——。
映画監督としての道を歩み始めた、元・俳優の夏油傑は、ある日アイデア探しの最中に、妙なブログを見つけた。小説でも詩でもなければ、日記ですらもないそれに何故だか目を惹かれてしまった夏油は、湧き上がる不可思議な焦燥に追い立てられるようにして、ブログを一気に遡り始め、その日から彼のブログの更新を待ち望むようになる。
やがて、その独り言たちを取りまとめ、自身の『作品』として作り上げたいと思い始めた夏油は、ブログの主に何とかして連絡をとろうとするが、一向にレスポンスのないままに月日だけが過ぎていく。
半年ほどが経ったある日、夏油は虎杖悠仁という青年と出会った。
根明であっけらかんとしていて、人との距離感を測るのが上手い男。それから時折からっぽの虚の目をする、寂しい男。ひょんなことから彼と出会った夏油は、段々と打ち解けていく内に、ふと、妙な疑心を抱くようになる。
それは虎杖がもしかしたら、例のブログの主なのではないか、というありえない夢想だった——。