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金塊争奪戦終戦から最終回までの半年間の幕間です。Twitterとpixivで22ページまで掲載していたWeb版のものに、9ページの加筆と10ページの後日談を追加したものになります!
商品紹介
≪それが兄のものではないことに 悲しんだのか 安堵したのか
今となってはもう覚えていない
しかし皮肉にも 兄がもういないということを
現実として受け止められたのは あの瞬間だった≫
昔、兄を見つけるために毎日海へ通っていた鯉登。
ある日、海に浮かんでいた軍帽を見つけ、
それが兄のものではないと確認した鯉登は――
その時はじめて、兄がもういないということを実感していた。
≪どんなに大切な人がいなくなっても 平等に明日は来て
変わらない人間を置き去りにしたまま 世界は回る≫
そして鯉登は、見放されていると思っていた
「好きにさせぇ」と海に行くことを止めなかった父を
あれは愛情だったのかと気づき・・・――。
サークル【もとより地獄】がお贈りする“黄金暗号16”新刊、
[ゴールデンカムイ]月島基×鯉登音之進本
『前へ、前へ、』をご紹介です。
本作は、WEBにて掲載されていた22pに9P加筆し、後日談10Pを追加した
金塊争奪戦終戦から最終回までの半年間の幕間を描いた1冊。
行方不明となっている鶴見中尉を探し――囚われ続けている月島と、
そんな月島を好きにさせながら、彼を迎えに行っている鯉登。
二人の繰り広げるやり取り、大切な人を失くしてしまった
彼らの心情や悲痛な思いに心揺さぶられる。
織りなされる物語の展開に最後まで目が離せない、
金塊争奪戦終戦から最終回までの半年間の幕間と
数年後の二人を描いた後日談10Pを収録した、
サークルファン&月鯉推しは見逃せない1冊となっております。
刺田まえ先生が紡がれる本作の気になる全容は、
是非お手元にてご堪能くださいませ。