このレビューはネタバレを含みます。
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宝石商リチャード氏の謎鑑定の第1巻です。このシリーズを読むと、宝石のことやお菓子のことを人より少し詳しくなるかもしれません。また、心に響く名言や迷言に救われることもあるでしょう。
出会った日の2人は酔っ払いに絡まれた外国人と正義の味方という関係でしたが、2人の関係は巻を追うごとに増えていきます。「上司と部下」に「友達」、お互いがお互いにとって「大切な人」になっていきます。
側から見ると、2人は恋人であると思われがちです。しかし、2人は恋人ではなく「大切な人」なのです。(私の記憶が正しければ、作者の方は2人が恋人ではないとおっしゃっています。)
「2人にしかわからない関係」が好きな人にはまる作品なのではないかと思います。
※3巻と4巻は同時に買うことをお勧めします。