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哭倉村から戻って来た水木はひどい記憶障害に悩まされていた。幼い鬼太郎を育てた楽しい日々、ゲゲ郎との蜜月は現実に起きたことなのか妄想なのかそれとも夢なのか?ゲゲ郎、鬼太郎、水木3人の愛に溢れる日々。岩子、モブ少々。一部加齢による老衰表現有り、R18
商品紹介
(2024年3月・4月新刊小説キャンペーン / サークル様PR)
哭倉村から戻って来た水木はひどい記憶障害に悩まされていた。
繰り返し思い出す事柄は現実に起きたことなのか妄想なのか夢なのか?
戦争への恐怖と憎しみ、母との思い出、仕事人としての自分、
幼い鬼太郎を育てた楽しい日々、ゲゲ郎との蜜月の時…
それらは本当にあったことなのか?
存在しない過去の記憶なのだろうか?
「しゃん!」
自分を信じ、自分だけに呼び掛けてくれる鬼太郎。
ああ、なんて可愛いんだろう、黄色の長靴が似合っていてなあ。
あんなに鬼太郎が笑ってくれている、岩子さんもいて笑っている、
ゲゲ郎がすごく喜んでいる…ああ、これこそ夢ではありませんように。
今こそそこまで行って、君たちに愛を伝えたい。
ゲゲ郎、鬼太郎、水木。
多くの想いと体験を語り合い、優しく頷き合う幸福の時。
それぞれの決意と愛に溢れる日々の物語。
ひとつの話のオムニバス形式、岩子、モブ少々。
一部加齢による老衰表現有り 53500文字R18
Ⅰ それからのこと
Ⅱ 思いは繋がってい行くらしいが
Ⅲ 君が笑ってくれるから
Ⅳ 出会えたことに祝福を
Ⅴ その身を愛して
Ⅵ エピローグ そこまで行けたら