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オメガバ。悠仁は呪いの指の番人として山奥で一人で生きていた。或る寒い日、戸を叩く音がした。そこにいたのは五条だった。二人は山の雪が解けるまで一緒に暮らすようになったが、五条は指を持って消えてしまう――。
商品紹介
どうせ、今夜も眠れないと分かっていた。
それでも、夜になれば布団を敷き、囲炉裏に薪をくべ
これを頼りにあの人が帰ってくると信じていた。
「おやすみ」
誰もいない室内に挨拶をかわし、冷たい布団に横たわる。
小さな物音に神経が過敏になり、
聞き慣れない音が不意に聞こえるたびに起き上がってしまう彼は
戸を開いたら、「ただいま」と待ち焦がれた声がするんじゃないかと
思いながらその夜も過ごしたのだーーー
サークル【ボールハウス】がお贈りする“超妖言2023”新刊、
[呪術廻戦]五条悟×虎杖悠仁本
『さよなら、嘘つきなアルファ』がとらのあなに登場です。
呪いの指の番人として山奥で一人で生きていた悠仁。
或る寒い日、戸を叩く音がし開いた先にいた五条と
山の雪が解けるまで一緒に暮らすようになり中を深めていく様子や
必ず帰ってくるから山小屋で待っていて欲しいと悠仁に告げ
呪いの指を持って山を下りてしまったのだ五条、
そうして、いくら待っても帰ってこない五条を待ち続ける悠仁の姿など
見逃せないシーン満載な一冊となっております。
オメガバースパロでお届けされる、
2人の出会いから悠仁の心情や彼が山にいる理由など
先の展開が気になる読み応え抜群な本作を是非お手元にてご覧くださいませ!