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生存if、継子ifのすれ違いを繰り返す煉獄さんと炭治郎のお話です。ハッピーエンド。最終決戦あたりの捏造をかなり含みます。web掲載の同タイトル小説の文庫版になります。書き下ろしなどはありません。(後書きは書きました…)紙媒体で手元に置きたい方向けです。

商品紹介

しんしんと月の光の降るような夜に不意に目を覚ました炭治郎が
喉の渇きを潤すために厨へと向かったのだが、その際に声が聞こえてきたのだ。
声の聞こえてきた縁側にいたのは煉獄と伊黒で、
月を肴に飲んで語っていたらしい彼らは恋について話をしていたのだ。

その恋とその想いを実感するような台詞を口にしていた煉獄に
彼の継子となってしばらくが経つ炭治郎は
彼に好いた人が居るとが少しも知らず、興味すらないと思っていたものだから驚いた。
それと同時に黎明の日からずっと煉獄を慕っていた彼の心臓はどくどくと煩く鼓動していて…―――――、

そうして、結局——炭治郎の恋心は
誰に告げることもないまま淡く溶け崩れていくしかなかったのだ。

サークル【バター猫集会所】がお贈りする新刊、
[鬼滅の刃]煉獄杏寿郎×竈門炭治郎本『糸遊、あかねに染む』がとらのあなに登場です。

生存＆継子IFでお届けされる、すれ違いを繰り返す煉獄と炭治郎のお話である本作！

煉獄に好いた人が居るということを知った衝撃的な夜から
今まで通りの日常でも恋について考えてしまう炭治郎の様子や心情、
そして煉獄の様子や心情、彼らのやり取りなど見逃せないシーン満載な一冊です！

とある血鬼術を受けてしまった煉獄とのやり取りなど二人の距離感の変化などにも注目な
ショーメイ先生がWEBにて掲載されていた作品の文庫版となる、
二人がハッピーエンドへと至るまでの物語を是非お手元にてご覧くださいませ♪