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サークル名 | |
作家 | くすさち |
ジャンル/ サブジャンル |
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カップリング | |
メインキャラ | 我妻善逸 竈門炭治郎 |
発行日 | 2020/10/11 |
種別/サイズ | 同人誌 - 小説/ A5 50p |
初出イベント | 2020/10/11 日輪鬼譚 10 |
コメント
炭善座敷牢本。神職の息子炭×人食い狐善。宮司の父の手伝いをしながら勉学に励む炭治郎は、優秀で評価も高い。十五になった朝、境内にある古い祠を任される。その祠には、百年前から人食い狐が祀られているという。※メリバ※炭治郎の家族に関する創作※炭善以外の死ネタ
商品紹介
〈 覚えている限り一番古い記憶は、
境内の端に渡されたしめ縄を超えようとしたときのものだ。〉
止めようとする母の腕をすり抜けて祠に向かって駆け出す。
顔の高さに白い紙垂が下がるしめ縄を、まさにくぐろうとした時——
腹に重く熱い衝撃が走り、ぽぉんと炭治郎の体は宙に浮いた。
母が己を呼ぶ声を最後に、炭治郎のこの記憶は終わっていた。
そして、あのとき宙に浮かんだのは父に蹴り飛ばされたため、
ということを炭治郎は随分と後になって知ったのだった。
「あの中には悪いものを祀っているから」
炭治郎を守るために仕方がなかった、
そう話しそれきり祠に関して口を閉ざしていた炭治郎の父。
しかしどういうつもりか炭治郎が十五になった朝、父は炭治郎をしめ縄の前まで連れて行き………——
サークル【投扇興】がお贈りする“日輪鬼譚 10”新刊は、
神職の息子・炭治郎×人食い狐・善逸のパロディ設定で綴られる
[鬼滅の刃]炭善座敷牢本『さよなら此岸』がとらのあなにお目見えです。
ゾクリとするような不穏な空気感と、妖しく耽美な世界観に惹き込まれる、
読み応え抜群な炭善小説作品を、是非お手元にてお楽しみくださいませ。